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2016-03-30

もみじ通りで軒先を借りてコーヒースタンドをしてきました

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お知らせしていた”1day coffee stand@もみじ通り”。
MET不動産部さんのあるビルススタジオさんの軒先をお借りして、
いつものイベントとは違う、単独での出店を体験してきました。

先日のブログでも書きましたがこの軒先レンタルは、
栃木県内の尖った物件情報を紹介するMET不動産部さんがスタートした
「もみじの軒先A」という
「自社のオフィスの軒先に出店したい人募集!」
というなんとも魅力的な企画です。

今回、悟理道珈琲工房が第1号案件としてさっそく軒先をお借りしてきました。

各方面から「どんな感じなのか気になる!」と言われていましたので、
今回は実際に出店してみて感じたことなどを
出店希望者の方向けにレビューしてみたいと思います。

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まず出店してみたいと思っている皆さんが一番気になるのは
「人通りはどのくらいあるの?」ってことだと思います。
今回は水曜日の出店だったのでもともと集客には期待していなかったのですが、
まあ、だいたい想像していた通りの人通りでした(笑)

帰宅してから売り上げを集計してみたところ客数は大体20組くらい。
これを多いとみるか少ないとみるかは人それぞれだと思うのですが、
個人的には平日にしては意外と多いのかなと思ってます。

出店前の予想通りもみじ通り駐車場からドードーナツさんへの往復をする方が多く、
お寄りいただいたお客様の多くはドードーナツさん帰りの方でした。

もみじ通り駐車場の目の前にあるビルススタジオさんの軒先に
コーヒー屋さんが出店するのは結構理に適っていたみたいです。

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次にイベント出店と単独での軒先出店の違いですが、
一番大きな違いは客層、というかお客様の目的の違いです。
当たり前といえば当たり前ですが、イベントの場合お客様は大体目的をもって来店されます。
一方今回のような軒先出店の場合、普通にその道を通る通行人の方が見込み客となります。
日常的にその道を通る人に興味を持ってもらうのは結構大変。

それでもいつもは何もない場所に突然お店が現れたら大半の人は気になるはず。
おずおずとした興味を含んだ視線を感じたらぜひ積極的に声をかけてみましょう。
実際今回目の前を通る人に「こんにちはー」って挨拶をしていたら、
大半の方が「こんにちはー」って返してくれました。予想外で嬉しかったです。
あいさつってするだけでもなんか気持ちいいですしね。
ありがたいことに今回最初のお客様は、そんな声掛けに反応してくれた、
いつも普通にもみじ通りを自転車で通っているおばあちゃんでした。

またイベントのようにお客様が並んでお待たせしてしまうということも少ないので、
一人一人のお客様とのんびりじっくりお話しすることが可能です。
今回はおばあちゃんとの世間話やコーヒー好きの方とのカフェ談義など、
内容の濃いお話ができて楽しかったです。

その他、MET不動産部の軒先出店に関してのプチ情報を箇条書き。

  • 時間は10時くらいからスタート可能。終了時間は基本的に自由。
  • スペースはイベント出店するときのテントより気持ち狭めくらいです。
  • 電源あります(2口)。水も出ます。
  • 地面にちょっと傾斜があるのでテーブルを使う際は要注意。僕は新聞を折ったもので調整しました。
  • 軒先なので屋根はありますが、雨天時は吹き込むと思うのでちょっと厳しいかも。
  • お手洗いは平日ならビルススタジオさんのをお借りできます。土日は対策が必要。
  • 駐車場はもみじ通り共通駐車場を利用できます。
  • 出店料は2,000円です。
  • 目の前の道路は一方通行なのですが意外と逆走する車がいて焦ります(今回3台目撃)。
  • ドードーナツさんのドーナツはやっぱりおいしい。

まとめると平日の出店だと正直売り上げという面ではそれほど大きな期待はしない方がいいと思います。
土日はそれなりに人通りも増えると思いますが、
ビルススタジオさんがお休みだとお手洗いが使えなかったりするというデメリットもあります。

それでも「これから商売を始めたい」という方のお試し出店場所としてはとてもオススメ。

最近はイベントに出店したくても、色々とハードルが高くて出店できない場合もあります。
こちらの軒先出店であれば初めてでも気軽にお試し出店できますし、
出店日を自分の都合のいい日にすることができるというのも大きな魅力です。
そして普段接客業をされていない方の場合、
イベントとは違うお客様の呼びこみが必要なシチュエーションというのもいい体験になるはず。

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また自分のように「たまにコーヒーでも淹れながら、のんびりとした一日を過ごしたい」
といった考え方の皆様にも「もみじの軒先A」への出店はとってもオススメ。
自分はお客様のいない時間帯には、
空にたなびく飛行機雲を眺めたり、スマホで小説を読んだりしていました。
商売する姿勢として正しいのかと言われたら正しくはないと思いますが、
僕の場合コーヒーはあくまで副業。
これが僕にとっての理想の休日の過ごし方なのです。

というわけで、「MET不動産部の軒先への出店をしてみたい!」という方は
ぜひぜひこちらのホームページ「もみじの軒先A」をご確認の上お問い合わせください。
僕も近いうちにまた出店すると思います。

 

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