2020年12月の収支報告
2020年12月の収支報告です。
全体の数字と日別の収支は以下のとおりです。
- 売上:545,578円(店売・卸の合計)
- 前年比:87.2%
- 仕入合計:194,259円(原価率35.6%)
- 経費合計:187,145円
- 営業利益:164,174円(雑収入を含まずに算出)
- 営業日数:23日
- 一日あたりの売上高:23,720円 (雑収入を含まずに算出)
2020年最後の月、12月。コロナの影響で例年になく師走感のない12月となりました。
12月はイベントもなく純粋に店舗での販売がメインでした。日毎の売り上げを見ると平日も週末も安定はしていたものの単価の高い豆の持ち帰りが多く、特に新型コロナの感染者数が増えていった月後半はテイクアウトでの利用が急増しました。豆の販売は単価こそ高いですが利益率は低いため原価率が当店にしては35.6%とすこぶる悪いのはこうしたことも原因の一つです。またもう一つの原因として年末年始需要で日本酒の瓶売りが多かったことも上げられます。しょうがないといえばしょうがないのですが、こうした部分の売り上げはあくまで通常時のプラスアルファとして考え、全体としては原価率に影響を及ぼさないくらい液体の状態のコーヒーを売っていかないといけないのだと思います。この辺もコロナに合わせた「コーヒーの売り方のニュースタンダード」を模索しなければいけないのかもしれません。
2020年を振り返ってみるととにかくコロナに振り回された一年でした。
店舗運営の厳しさの中でも自分の努力ではどうにもならない(これは2019年の水害もそうですが)アクシデントに直面した時にいかにダメージを最小限にして乗り切っていくのか、いろいろと考えながら過ごしていたような気がします。
基本的には悪いことの方が多かったのですが、そんな中でもYouTubeでの動画配信やチョコレートの取り扱いなど、こういう時じゃないとできなかったこと気づけなかったこともいくつかありました。
今後の世の中がどうなっていくのかはまだまだ不確定な部分が大きいのですが、2021年は先に書いたようにお店を維持できるような「コーヒーの売り方のニュースタンダード」もっといえば「店舗運営のニュースタンダード」を確立するための一年にしたいと思っています。