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2018-05-14

公園で映画を見るという贅沢

先週末の土・日曜日、栃木市内では「とちぎ蔵の街かど映画祭」が開催されました。”FILM ABOUT COFFEE”も上映されたりして両日とも街中はゴールデンウィークにも引けを取らない人出で賑わいました。

そんな中、12日の土曜日はBPLJさんが中心となって悟理道珈琲工房からもほど近い第二公園で日没後に屋外映画上映が行われました。

上映する映画はバンクシーに翻弄されるNYの人たちの一ヶ月間のドキュメント”Banksy Does NewYork”。この話を聞いた時にバンクシー好きの悟理道珈琲工房店主は「あ、じゃあ俺、会場でコーヒー販売していい?」と即座に参加を希望。普段はキッチンカーでの出店でおなじみのEight Cranesさんと一緒に映画を見に来てくれたお客様への飲食の提供をさせていただくことになりました。夜の公園でバンクシーの映画を見ながらコーヒーを販売できるなんて、なんという幸せ!

上映開始後の雰囲気はこんな感じ。開放的!自由!映画!バンクシー!おいしい食事とコーヒー!いい意味でお馬鹿な大人たち!どこをとっても最高のイベントでした!

屋外の大きなスクリーンは「ちきちき映画祭」さんにご用意していただきました。このスクリーンがたった二人で張れるっていうのもなかなかの驚きでした。

事前の宣伝はそれほどしていなかったにもかかわらず、なかなかいい感じにいい感じの人たちが集まってきてくれていい感じの上映会になりました。個人的には今まで感じたことのないタイプの幸せな時間を過ごすことができて大満足の一日でした。

 

で、ここからはちょっと裏話的な話になりますが、実はこの屋外上映会は映画祭そのものの枠組みに組み込まれていない「アンオフィシャル」な上映会でした。基本的にはBPLJさんが諸々すべてを手配して開催にこぎつけた企画です。僕はこの企画がどういう経緯で開催される事になったのかは知らないのですが、こういうある意味ゲリラ的な企画はちゃんとした枠組みに組み込まないほうがオモシロイのではないかという気がしています。(あ、ゲリラ的と言っても公園の使用許可や上映権の手続きはちゃんとしてます。念のため。)

僕自身はオフィシャルの方の映画祭のチケット半券割引サービスや同時開催のコーヒー飲み比べ企画にも参加していたので、最初は「土曜日の全日お店閉めちゃうのはまずいかな?」って思ったのですが、意外とお店の入口に掲示しておいた詳細を見て第二公園まで来てくれたお客様もいらっしゃったので、結果としてはこれで全然良かったねという感じでした。

結論としては「楽しいことにオフィシャルもアンオフィシャルもあるかよ。」って事ですね。

というわけでこの企画 “The City Doesn’t Have A Theater ” はまたやりたいなーと思っているので、次回は僕ももっと積極的に関わっていきたいです。なおBPLJさんは「夏はホラー映画がいいんじゃない?」って言ってました(笑)。

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