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2025-09-11

レシート文芸について

今年の5月から「レシート文芸」というものをひっそりと続けている。

もともとは春頃に大阪にオープンした書店さんがレシートの余白を使って書いたコラムの写真がXのタイムラインに流れてきたのを見ておもしろいと思ったのがレシート文芸を始めようと思ったきっかけだった。ウチのお店のレジでもできるのかなと思い調べてみたら字数制限があって15文字×16行の240字しか登録できないことが分かった。400字詰め原稿用紙の半分ちょいである。短い、短いが制限がないとだらだらと長い文章になってしまう恐れがあるので、レシートの余白に書く文章量としてはちょうどいいと言えなくもない。というわけで今年の5月からレシートの余白に徒然なるままに心に移りゆくよしなしごとを半月に一度の更新ペースで書き続けている。

昔から文章を書くことは好きだし何らかの形で世に出してみたいという気持ちはあったのだが、昨年から今年にかけて実際に文章を書くことを生業の一つにしている方々に立て続けにお会いして刺激を受けたこともレシート文芸を始めた一つのきっかけになっている。

肝心の内容は100%嘘で固めた与太話から、街で見かけた気になるものへの考察、店舗営業の愚痴まで今のところ統一感は全くない。が、意外にも書く内容のネタは尽きないし、レシート文芸を始めてから外の世界に向ける自分のアンテナの感度を上げるようになったので、これまでとは違う新しい視点で街を見つめることが出来たりもしていてとても楽しい。短すぎると思った240字という字数制限も、いざ書き始めてみたら短すぎるゆえに生まれる大きな可能性も感じており、今後は小説などの連載モノにも挑戦してみたいという欲も出てきている。

今日このブログを書いている時点でレシート文芸はすでに第8回を迎えている。今のところバックナンバーを公開する気はないので読み漏らしが無いようにするには2週に一遍のペースでお店に来てレシートを受け取るしかない。レシート文芸を始めてから一枚のレシートの長さが長くなってしまったので、紙の節約のため会計の際に「レシートは必要ですか」とお伺いして「はい」と言われた時だけレシートを発行するようにしている。なので読みたいという方はお会計時のレシート発行をお忘れなく。

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