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2018-11-16

-収支報告特別編- 秋まつり結果報告

2018年の「とちぎ秋まつり」が無事終わりました。金・土・日の三日間、悟理道珈琲はeight cranesさんとコラボ(日曜日はNIPPA米さんも出店)してお店の前の軒下でフードの販売を行いました。反省と2年後2020年の秋まつりに向けての対策ということで備忘録的に販売品目や売上などを公開します。

今回の販売テーマは「コーヒーを売らない」でした。なんでコーヒーを売らないことにしたかというと単純にお祭っぽくテキ屋さん気分を味わいたかったからです。あとは一日(秋まつりは一日12時間の長丁場)コーヒーを淹れ続けるのは体に負担がかかりすぎるという肉体的理由が大きいです。

というわけでメインの販売品目に据えたのは「牛串」でした。用意したのは約350本。当初は「これを三日間で売り切れればいいかな~」くらいの考えでしたが結局二日目の夜には完売してしまい、三日目は急遽鶏肉を30kgほど用意してグリルドチキンを販売しましたがこちらも夕方には完売。以降まつりの終了までコーヒーを販売していました。

さて金・土・日の売上等は以下のとおりです。

  • 11月9日(金) 雨 50,500円 (内訳:牛串57本 アメリカーノ23杯)
  • 11月10日(土) 晴 251,200円 (内訳:牛串296本 かき氷116杯 アイスコーヒー27杯 ビール12本)
  • 11月11日(日) 晴 110,000円 (内訳:グリルドチキン91皿 ホットコーヒー126杯)※日曜日はこの他にNIPPA米さんのおにぎりと日本酒の販売もありました

「コーヒーは売らない」って言っておきながら、なんやかんや毎日コーヒー販売してたんですね(笑)。最終日のハンドドリップ以外はすっかり記憶から消えていました。

ここからは次回に向けた反省と対策です。

三日間合計の売上は411,700円でした。

これを多いと見るか少ないと見るかなのですが僕はやり方次第ではあと15万円くらいは売れたんじゃないかなと思っています。

事前の打ち合わせで用意する牛串の本数はだいぶ悩みどころだったのですが「余らせるのも嫌だし350本程度でいいかな。場合によってはこれでも余るかも。」という判断をしました。しかしながら結果的には500本あっても余裕で完売できたと思います。今回の目玉のエスプレッソBBQソースに加えeight cranesさんの判断で塩コショウとカーリックシーズニングをメニューに加えそれぞれ600円・700円・800円と価格差をつけ選べるようにしたのが販売促進に大きく繋がりました。

土曜日は前日の天気予報で暑くなる事がわかっていたので急遽かき氷を販売したのですが結果は116杯と11月中旬としてはかなりの杯数を売り上げました。イベント出店ではこのへんの臨機応変さも大切です。

牛串が無くなった最終日はやむを得ず当日朝仕入れた鶏肉を鉄板で焼いて販売したのですがこれは作業面や原価面などいろいろ効率が悪かったです。あと仕込みで剥いた鶏皮、捨てちゃったのですがグリルして販売してもよかったんですよねえ・・・もったいないことをしました。

グリルドチキンが無くなったあとはいよいよ売るものが無くなったので泣く泣くドリップコーヒーをはじめましたが結果としてはやっぱりこれが一番効率の良い商品だと思います。夕方5時過ぎから販売開始して4時間で126杯。疲れましたが鶏肉をやらないで朝からドリップしてたら日曜日の売上は倍以上だったものと思われます。ただし僕の体がボロボロになるので(だからやりたくなかった)、次回のお祭りまでには悟理道珈琲流のドリップができるスタッフを数人揃えておきたいものです。そして僕は山車を曳きたいです。

あとビールとお酒は連日あるだけ売れました。さすがお祭り。

次回の秋まつりは2年後2020年。今回の反省を活かして最大の利益を求めるのであれば、次回はコーヒーとビールだけを販売してればいいような気がします。コーヒーならロスの心配もいらないし。結局「コーヒー屋はコーヒーを売れ」ということですね(ただし牛串もいかにもお祭りという感じで楽しかったのだけれど)。おあとがよろしいようで。

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