2020-01-06

2020年の抱負と目標

新年あけましておめでとうございます。

毎年恒例にしている「今年の目標」ですが、2019年はうっかり書くのを忘れていたことに昨年末に気がつきまして「今年の目標を振り返る」ことができず呆然としました。なので今年は早めに書いておきたいと思います。

2020年、まず大前提として「無理をしない」ことを一番に考えたいと思います。

お店によくお越しいただいているお客様には言っているのですが、自分自身こんな個人経営のちっちゃなコーヒー屋が2年（昨年末にこっそり2周年を迎えました）も黒字経営できるとは考えていなかったので「お店の経営に関しての考え方というのは間違っていなかったのかな」という点においてはわりと満足してしまっています。なのでまぁ（今のところその予定はありませんが）今後いつお店を閉める事になっても後悔はないと思っています。

一昨年よりは去年の方が仕事に充てる時間が大きくなってきており、実際のところ体や心への負担は限界ラインギリギリです。この負担を軽くして心地よくお店を継続させるためにも「無理をしないこと」は急務だと考えています。

無理をしないなんてこと自体がたぶん無理なんだけど（笑）

さて、ここからは具体的な目標をいくつか挙げておきます。

目標１　新しい才能を開花させる

昨年後半から思っていたことですが「コーヒー屋」としての悟理道珈琲工房はある意味これ以上進化しないのではないかと考えています。近年の経済状況を鑑みれば店舗数を増やすという選択は悪手だし、単体の店舗としてもこれ以上の売上を望むのであればお店のスタイルそのものを変える必要があります。そしてそもそもそれは望むところではありません。

というわけでこれまで通りお店を持続させながらトータルの収入を増やすには「コーヒー屋」以外の新しい才能を開花させるのが手っ取り早いと考えています。齢40を超えて開く新しい才能とはなんぞ？という気がしますが、お店を初めて感じているのはこれまで置かれてきたいろいろな環境で経験してきたことは案外無駄ではないということです。というわけでもう少し違う方向から自分の新しい能力を掘り起こすことができないかと考えています。

すっげぇぼんやりした言い回しで恐縮ですが、要はコーヒー屋以外の事にもチャレンジして仕事として成り立たせていきたいということです。

目標２　育成

最近「コーヒー店（やカフェ）を始めたいんだけどどうしたらいいですか？」と聞かれることが増えてきました。

この質問はあまりにもぼんやりとしていて具体性に欠ける質問なので、こちらとしても基本的には「やらないほうがいいよ」もしくは「場所を借りて売るものを準備すればできます」というそっけない答えで返すようにしてきたのですが、ちょっと見方を変えてこの質問に本気で答えるとしたらどう答えるのが正解なのか考えた結果「お店を本気で始めたい人向けセミナー」を始めたいと考えています。

ただコーヒーのアレコレを学ぶだけではなく、毎月の収支を公開している悟理道珈琲ならではの小規模個人経営のお金の実際や、Web・SNSの活用方法、ブランディングなどについてもお伝えできるような濃いセミナーにする予定です。

今から準備して春には始めたいっすね。