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2017-01-24

【動画】悟理道珈琲流おいしいコーヒーの淹れ方 -HARIO V60ドリッパー編-

HARIOの円錐型ドリッパーV60を使った
悟理道珈琲工房流のハンドドリップの動画をYoutubeにアップしました。
なにぶん初めての動画編集ですので、
見にくかったり、分かりにくい点もあるかと思いますがご容赦ください。

お湯の注ぎ方と抽出液の量の関係をメインにした内容の動画です。
浅煎り・深煎り・豆の種類を問わずこの淹れ方で
美味しいコーヒーが淹れられますのでぜひお試しください。
以下は字幕だと説明しきれなかった補足説明になります。

ドリッパーについて

HARIOの円錐型ドリッパーV60の01(1~2杯用)サイズを使用しています。
これ以上の量を抽出するときはもう一回り大きな02サイズがいいです。
ペーパーフィルターはV60専用のものをお使いください。

 

使用する豆の量について

動画では300ccのコーヒーを抽出するのに35gのコーヒー豆を使用しています。
悟理道珈琲では微粉を取り除くために挽いた豆をふるいにかけるので、
実際抽出に使う粉の量は32g程度です。
一般的な使用量よりも多めかもしれませんが、自分はこれが適量だと思っています。

使う豆の量の目安は「150cc抽出で25g(豆の状態で)」を基準にして
抽出量が150cc増えるごとに10gずつ増やしています。(例:300cc→35g、450cc→45g)
粉の状態で使うときは豆比で10%減くらいの量がちょうどいいと思います。

お湯の注ぎ方について

動画でも説明していますが
「全量の3分の1までは細く、残りは太くお湯を注ぐ」
というのが一番重要なポイントです。

またドリッパー外縁部にはお湯を直接かけないよう、
粉の中心部(500円玉の直径程度の範囲)にゆっくりと回し注ぐようにしましょう。
特に序盤に外縁部にお湯を注いでしまうと、
お湯が豆に触れずにそのまま計量カップに落ちてしまい味が薄まる原因になります。

ちなみにお湯を細くお湯を注ぐには普通のやかんでは難しい(と言うか無理)なので、
下のようなコーヒードリップ用の口が長くて細いポットが一台あると便利です。

 

お湯の温度について

動画では全く触れませんでしたが、
たまに最適なお湯の温度について聞かれることがあります。

浅煎り豆は高め、深煎り豆は低めの湯温がいいとか、
細かく言えばいろいろ考え方はありますが、
「ご家庭で淹れる分にはそこまで気にしなくていいんじゃない?」
というのが自分の見解です。
だって自宅でお湯の温度をいちいち測るのなんてめんどくさいじゃないですか(笑)

やかんでお湯を沸騰させて、そのお湯をドリップポットに移せば
大体90度前後になるのでまったく問題ないと思います。

もちろんコーヒーの世界にどっぷり嵌って、
さらに味の追求をしたいという場合には温度の違いで
味にどういう変化があるのかを探求するのもアリだと思います。

楽しく美味しいコーヒーライフを!

今回ご紹介した悟理道珈琲工房流の
ドリップ方法はわりと独特だと思います。

お店によって様々なコーヒーの淹れ方があり、
どれが正解でどれが間違いというのはないのですが、
この淹れ方だと豆の種類や焙煎度合いを選ばずに
簡単に美味しいコーヒーが淹れられると思います。
ぜひ一度お試しください!

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