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2020-12-03

年末年始の営業予定と年始の特別なコーヒーのお知らせ

年末から年始にかけての営業予定は以下のとおりです。

  • 12月28日(月)定休日
  • 12月29日(火)通常営業
  • 12月30日(水)通常営業
  • 12月31日(木)臨時休業
  • 1月1日(金)11:00 ~ 17:00までメニューを絞っての時短営業
  • 1月2日(土)11:00 ~ 17:00までメニューを絞っての時短営業
  • 1月3日(日)以降はなるべく通常営業

と、こんな感じでやろうかと思っています。

例年元日と2日は混み合うのですがコロナの影響もあるし来年はどうなんですかね?

まあヒマならヒマでしょうがないとして、昨年のベトナムのオークション豆に続き2021年のお正月も特別なコーヒーをご用意いたしました。今回は『イエメン・モカマタリ・アリー』です。

コーヒーが好きな方なら『モカ』や『モカマタリ』という品名を聞いたことがある方も多いと思うのですが、その知名度の割に実はイエメンのモカは流通量がとても少ない希少なコーヒーです。これは2011年の政情不安に端を発し2015年には内戦が始まるなど、とてもコーヒー(に限らず全てのもの)の物流がまともに機能していないという事が大きな理由です。

海を挟んだ反対側のエチオピアのコーヒーも「モカ」という呼称で流通することがありますが、もともとモカとはイエメンの港の名前が由来で、ここから出荷されたコーヒーをモカと呼びます。昔はエチオピアのコーヒーもモカ港を通じて出荷されていたので今でも「モカ」の通称で呼ばれることがあるわけです。ややこしい上に明確な定義がないので曖昧ではあるのですが、僕的には「モカ」と言ったら「イエメンで栽培されたコーヒー」を指すものと考えています。

今回ご用意した 『イエメン・モカマタリ・アリー』 はイエメン中部山岳地バニーマタル産のコーヒーで、そのバニーマタル村のアリー・マタリさんという小規模農家の超ナノロットになります。もちろん2020年に生産されたニュークロップです。今年日本に入ってきた量はなんとわずか60kg。その内の1kgを当店で取り扱わせていただきます。ホントはもうちょっと多めにご用意したかったのですが希少な豆というだけあって価格がね(笑)

当然試飲もしていませんし、1kgしかないので焙煎も一発勝負です。ただ生豆の状態からなんとなく理想的な焙煎はイメージできたので気合を入れて慎重に焙煎したいと思います。

杯数的にはおよそ40杯分くらいになると思いますので例年の感じなら元旦で完売になる可能性もあります。なので飲んでみたいという方はぜひ元旦にお越しください。極力ちゃんとした器で提供したいのですが、密を避けるため状況によっては紙コップでの提供になる可能性もございますのでご了承ください。

というわけで2020年ラスト一ヶ月、そして2021年もよろしくお願いいたします。

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