いいお店をつくるということは、人とは違う生き方を選択するということと心得たり。
まだはっきりとしたことをお伝えできる段階では全然ないのですが、
悟理道珈琲工房、現在実店舗オープンに向けいろいろと準備しています。
のんびり慎重派な性格なので「あーでもないこーでもない」といろいろ考え中で
実際にカタチになるのはいつのことやらといった感じですが、そんな風にいろいろ考えていると、
できれば見たくない現実的な問題が見えてきて、考え方もブレがちになるものです。
そんな中、とある好きなWebサイトで面白そうな本が紹介されていたので即購入。
IN/SECTS vol.6.5「特集 いいお店のつくり方」という雑誌で、
主に関西方面のちょっと尖ったいいお店の店主に開業までの経緯や気持ち、
現在の状況やこれからの展望についてインタビューしたものがまとめられています。
いやー、どのお店も尖ってる(いい意味で)。
共通して言えるのは「好きなものを妥協することなく真摯に(若干無鉄砲に)」
ということでしょうか。
中でも面白かったのは神戸にある珈琲豆焙煎所
「ビヨンドコーヒーロースターズ」のオーナー、木村さんのインタビュー。
気になる人にはぜひ買って読んでほしいので内容については触れませんが、
主に気持ちの面でいろいろと参考になることばかり。
このお店以外にもサウナや出版社、ハンドメイドのオーディオ機器製作所など
楽しそうなお店のオーナーのインタビューが満載。
人とは違った仕事や生き方を選ぶというのは困難も伴うけど、
それ以上に人生において得るものも大きいわけで。
特にモノづくりや専門性の高い業種に携わる人間は、
自分の扱う分野に対する貪欲な好奇心や、
いいモノをお客さんに届けたいという気持ちを
決して忘れてはいけないということを再確認できたような気がします。
中途半端なモノなら個人が大きな企業に敵うわけないし。
気になった方はこちらの公式通販から購入できますのでぜひご一読を。
特に僕と同じく「これからお店を始めてみようかな」と思っている人には必読の書だと思います。