
12日土曜日に日本全国に甚大な被害をもたらした台風19号。栃木も例外ではなく各所に大きな被害を与え、悟理道珈琲工房も床上浸水。後片付けに追われたり、各種イベントの自粛・客数の減少など、悪い意味で一生忘れないであろう一月になりました。収支報告データは以下のとおりです。
続きを読む→12日土曜日に日本全国に甚大な被害をもたらした台風19号。栃木も例外ではなく各所に大きな被害を与え、悟理道珈琲工房も床上浸水。後片付けに追われたり、各種イベントの自粛・客数の減少など、悪い意味で一生忘れないであろう一月になりました。収支報告データは以下のとおりです。
続きを読む→お店を始めた頃は「スタンプカードやらないの?」ってよく聞かれてたけど、頑なにイヤがってやらないでいたら最近はとんと聞かれることがなくなりました。継続は力なり。
どうしてスタンプカードを始めないのかというと「準備が面倒だから」という僕らしい理由が第一なのですが、もう一つ「スタンプカードを介したお店とお客の関係性がイヤだ」というのもあります。
続きを読む→改めましてロックサイドマーケットにお越しいただきました皆様ありがとうございました。
10月の水害以来、イベントの自粛やらなんやらで、イマイチ張り合いのない気の抜けたやる気の出ないしょんぼりとした暗い日々を過ごしていましたが、イベントに参加することでやっぱり楽しいことをやると楽しいな~という当たり前のことを思い出しました。
続きを読む→ご案内が遅くなりましたが悟理道珈琲工房と同じ旧・阿部清商店敷地内にある蔵(通称・五番蔵)にアパレルショップ兼シルクスクリーン作業所兼デザイン事務所『BPLJ』がオープンしました!
店舗は今年築101年を迎えたその昔は畳表やい草などが置かれていた蔵を店主のリョウくんが中心となりたくさんの方の協力を得ながらフルDIYで改装しました。改装前の状態を知っているものとしては「大工さんや施工業者に頼まなくてもここまでできるんだ」という驚きが詰まったお店になっています。
この五番蔵、2階建てのかなり大きな蔵でしてその一階の半分をショップ。半分を作業場兼ラウンジ。2階は物置兼シルクスクリーン作業場兼仮眠室(主に悟理道珈琲店主の)となっています。
高校卒業後アメリカで10数年シルクスクリーンを学んだBPLJ店主の個性が溢れた素敵なお店に仕上がっています。長栄軒チャリティーTシャツもこちらで購入いただけます。
また店舗前のスペースにはエイトクレインズのキッチンカーも時々登場します。ナチョスやチュロス、そしてタピオカドリンクなどを販売しておりますのでこちらもぜひご利用ください。エイトクレインズでお買い求めいただいた飲食物につきましては悟理道珈琲への持ち込みもOKです。(ただし悟理道珈琲でもワンドリンクオーダーをお願いします。)
BPLJは基本的に月・火曜日が定休日です。11月・12月のエイトクレインズのキッチンカーの出店予定につきましては下の表でご確認ください。(※悟理道珈琲とBPLJの営業日を合わせたいので、悟理道珈琲は来月以降定休日の変更を検討しています。)
今後は「蔵」という建物を活かしたイベントなども企画していきたいと思っていますのでお楽しみに!
Instagramアカウント → bpl_japan
あまり知らていませんが、ミャンマーのコーヒーはアメリカ「東洋のパナマ」と呼ばれるほど高い評価を受けています。
その中でも小規模農家が中心のユアンガンは、土壌の豊かなシャン州の中でも最大級の生産量を誇る地域です。
悟理道珈琲ではこれまでこのエリアで生産されたコーヒーのナチュラル・ハニー・ウォッシュドという3種類の精製方法を提供してきましたが、個人的にはワイルドさと甘みの強さの両方がバランス良く表現されたハニープロセスが一番のおすすめです。
舌にまとわりつくような甘みとワイルドかつクリーンな喉越しで密のような甘い後味をぜひお楽しみください。
卸元の『海ノ向こうコーヒー』さんのブログでは現地の様子が詳しく紹介されています。こちらもぜひお読みください。
本日からスタートした『アジアのコーヒー特集』。アジアエリアのマイクロロットを中心とした7種類の豆をハンドドリップでお楽しみいただけます。今日からはそれぞれの豆の簡単なご紹介をさせていただきます。
最初にご紹介するのは中国のコーヒー豆。
中国南部雲南省、プーアル茶の産地として知られたメコン川の源流地域。南嶺という山奥の秘境で生産されたコーヒーです。
最初に飲んだ時に「これ、エチオピアじゃね?」と思って出荷ミスを疑って卸元に確認したくらい香りに特徴があります。正直、中国のコーヒーでこんなに品質がいいものがあるとは思っていませんでした。
香りについては「ナチュラルプロセスらしい香り」と言えばコーヒー好きの方には分かっていただけるかもしれませんが、この豆はさらにプーアル茶の発酵にヒントを得た二次発酵を行うことでブランデーを思わせる独特な香りを際立たせています。
悟理道珈琲では浅煎りにすることでこの香りを最大限表現しました。この辺もエチオピアに通じるところがあるのですが、香りのインパクトに比べると味の方はコクと甘みは十分に感じられるものの、酸味もさほど強くなく比較的あっさりとした印象です。「浅煎りで飲みやすいコーヒー」というご要望があればこの中国をオススメしています。
あと「中国 雲南 飛鶏 双重日晒」って品名がオール漢字表記のコーヒーって始めて見たのですが、北斗神拳奥義っぽくてめっちゃカッコいいです(笑)
卸元の『海ノ向こうコーヒー』さんのブログでは産地担当の方が現地の様子を詳しく書かれています。こちらもぜひお読みください。
中国 雲南 飛鶏 双重日晒・・・オンラインショップでのご注文はこちらから
悟理道珈琲工房で取り扱っているコーヒーの種類は常時8種類前後です。展示会や気になった豆のサンプルを取り寄せて試飲するなどして気に入った豆をたまに入れ替えを行いながら販売しており国や地域で選ぶということはないのですが、2019年11月5日現在、気がついたら9種類中6種類が『アジア圏』のコーヒー豆になっていました。(ちなみに残り3種類はブレンドとルワンダとエチオピアです。「コーヒー」と言ってまずイメージする中南米の豆はなんと現在取り扱いなし!)
10月からはオークションで手に入れたベトナムも数量限定でラインナップに加わり、ありがたいことにとても好評をいただいています。
なんで店主がアジアのコーヒーが好きなのかというと、それは単純に「おいしいから」。アジア圏のアラビカ種栽培はまだまだ本格的に始まったばかりの所も多いのですが、その分栽培や加工に近代的な技術や発想を取り入れているところが多い気がします。なので生産国の特徴というよりもコーヒー豆が生産されている農園の個性が特徴として強く現れる傾向があります。
「小規模な農園で丁寧に作られたコーヒー」
もしかしたら僕はそういうコーヒーに惹かれるのかもしれません。
そんなわけで11月8日(金)から11月30日(土)までの期間、悟理道珈琲工房ではアジアのコーヒーを皆様に知ってもらうための特別企画『アジアのコーヒー特集』を開催します・・・と言っても特別なにかイベント的なことをやるわけではなく、単純にハンドドリップコーヒーのラインナップがすべてアジア圏の豆になります。スタート時点でご用意する豆は下記の7種類です。
・ベトナム ダラット・ローラン&ジョシュ・ティピカ・ナチュラル 浅煎り
・中国 雲南・飛鶏・双重日晒 浅煎り
・ミャンマー ジーニアス・シャンステイト・ハニー 浅煎り
・タイ ドイパンコン・ナチュラル 浅煎り
・インドネシア マンデリン・リントン・ラスナ 極深煎り
・ラオス ボラベンティピカ・セットコット・ウォッシュド 深煎り
・インド モンスーン・マラバールAA 深煎り
当店ではすでに当たり前のラインナップですが、こうやって改めて書くとマンデリン以外はアラビカ種のコーヒー産地としてはまだまだ馴染みのないエリアばかり。どの豆も非常に個性的な味で飲み比べるほどにコーヒーという飲み物のおもしろさや奥深さを感じることができると思います。
それぞれの豆の特徴については明日以降ブログで順次紹介予定です。
今週金曜日からの『アジアのコーヒー特集』をどうぞお楽しみに!
※エスプレッソの豆はこれまでと変わらずエチオピアを使用します。(中国で代用できるかなと思ってテストしてみたのですが、ちょっと物足りなかったので。)