普通のアイスコーヒーのおいしい淹れ方
このところ夏向けのアレンジコーヒーのレシピを立て続けにご紹介してきましたが、
普通のアイスコーヒーの淹れ方を紹介するのをすっかり忘れていました(汗)。
ホットコーヒーと同じ方法で淹れている方も多いと思いますが、
ちょっとひと手間加えるだけでとってもおいしいアイスコーヒーになります。
ぜひお試しください。
<用意するもの(1人前160cc抽出分)>
- コーヒー豆 ・・・ 30g
- ドリップポットいっぱいのお湯
- 氷がたっぷり入ったグラス
- V60ドリッパー&ペーパー
- 計量カップ
用意するものは氷が加わるくらいで基本的にはホットコーヒーとおんなじです。
ただ豆の量はホットに+4g、ちょっと多めに使うのがおいしく淹れるコツです。
淹れ方なのですが、ホットとの違いはたったひとつ。
ホットを淹れるときは序盤落とすお湯を細くして、後半徐々にお湯を太くしていくのですが、
アイスを抽出するときはお湯を細くしたまま全量160ccを落としきります。
要するに氷で薄まる分を見越して濃い目に抽出するということです。
160ccに達したら注ぐのをやめ、ドリッパーを外してください。
お湯を落とすときに描く円はかなり小さくて大丈夫。1円玉の直径くらいがいいとおもいます。
ポットを細かく動かすのが難しければ、円は描かず1ヵ所に落とし続けても問題なし!
どちらかというと落とすお湯を糸のように細くし続けることを優先して心がけましょう。
上手にお湯を落せていれば、抽出後のフィルター内の豆は下の写真のように
アリ地獄のような1点だけ窪んだ感じになっているはず。
これがすり鉢状になっているようだとちょっとお湯を太く落としすぎです。
あとは抽出した160ccのコーヒーをすぐに氷のたっぷり入ったグラスに注げば完成です!
急冷方式というのですが淹れたてのコーヒーをすぐに氷で絞めることで
コーヒーの香りや苦み甘みをギュッと閉じ込めることができます。
アレンジコーヒーもいいですが、やっぱり基本のアイスコーヒーもおいしい!
ちなみに使うコーヒー豆ですが、アイスだから深煎りじゃなきゃダメということはなく、
豆さえちゃんとしたものを使えば浅煎りでも
さっぱりとした味と豊かな香りを楽しめる上質なアイスコーヒーができますよ。
今年の夏はぜひ悟理道珈琲方式の淹れ方でおいしいアイスコーヒーをお楽しみください!