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2015-10-16

ちょっと変えようかなと思っていることに関するお知らせです。

20151016

初めての人でも味のイメージがしやすくなるかな?という考えから軽い気持ちで始めた「それぞれのコーヒーの商品名に味からイメージする人物名をつける」という当店独自の方法ですが、取り扱う豆が徐々に増えてきていることや、この方法自体が取り扱う豆の間口を心情的に狭めてしまう(要は面倒くさい)ということもあり、ブレンド以外のコーヒーは「産地+農園名(もしくは商品名)」のオーソドックスな表記に変更しようかと思っています。

まあ面倒くさいというのは半分冗談で、もう半分は悟理道珈琲工房として活動するようになってから約一年半、自分のためだけにコーヒーを焙煎していたそれ以前の期間よりもあきらかにコーヒーに対してまじめに真摯に向き合うようになりました。そうすると、どうしてもいろんな豆を試したくなってきてしまうものなんですね。たとえば同じエチオピアでもコチャレとアリーシャでは味も香りも全然違うし、その他の産地の豆も然り。野菜なんかもそうですが、コーヒーも同じ国内で育ったものでも農園や育てた人が異なれば全く違った特徴を持った味になります。

幸い(本質的な部分はどうあれ)コーヒーがブーム的な扱いを受けたこともあって、最近ではこれまで以上に様々な品質の良い豆がシングルオリジン(産地を国単位で捉えるのではなく、農園単位など小規模な単位で捉えること。スーパーマーケットでいえば野菜が生産者の顔写真入りで販売されているようなもの)という形で入荷するようになってきました。

そんなこともあり、最近はもっといろんな種類の豆を焙煎したいという欲が高まっています。となると商品名に人物名をつけるのは事実上不可能かな?ということです。

もちろん卸し先様に自由に名前をつけていただくはOKです。たとえばマンデリン・ハニーエレガントは現在CafeQさんでは「家康」、Takane Man Coffeeさんでは「リバーブ」という名前で販売していただいておりますが、こういうのはむしろ大歓迎。家康は自分でつけた名前ですが、Takane Manさんが付けてくれたリバーブ(余韻・残響)という名前もこのコーヒーの味の特徴が見事に表現された素敵な名前だと思います。

もちろんアインシュタインや言代主などブレンドに関してはこれまで通りのスタイルでの販売となります。

要するになにが言いたいのかというと「もっと自由に、もっと広く」コーヒーを楽しみたいし、楽しんでもらいたいということです。

そんな訳で近々ネットショップの方もリニューアルする予定です。これまで以上においしいコーヒーをご紹介できるように勉強していきますのでよろしくお願いします。

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